覚悟を決めること
「起業」とは正しくは新たなサービスを生み出すことです。
美容師がスキルを身につけて常連さんを作って開業するのは一般的に「独立」
コツコツお金を貯めてお店を開いたりする事は「開業」
上記のすべて、事業を始めることを広く「創業」と呼んだりします。
総じて「事業を始める」「これで食べて行く!」と心に決めてスタートするわけです。
なので、当サイトでは「創業」する人すべてを応援しています。
(まとめて勝手に起業と呼んでいます)
起業とはやりたいことをやること
やりたいことを形にして、どこまでやれるか自分の人生で試してみたい。
上手くいったり失敗しながら充実した日々を過ごしたい。
そんな気持ちから起業を決心するんですよね?
中には「こっちの方が稼げるって言われたから」なんていう人もいます笑。
人生は短いです。
自分のやりたいことを徹底的に勝負してください。
誰にも同じくらいしか時間はありません。若い時代は一瞬で、味が出てくる時代も一瞬です。貴重な自分の人生の時間を犠牲にするわけですから、やりたい事でワクワクする時間を過ごしてください。
決断と結果
ゴミ袋を買うか、スーパーのレジ袋で済ませるか。
イオンに出店するか商店街に出店するか。
どんな些細な決断も大きな決断も全てあなた次第です。
毎日決断の連続です。
はじめは経験がないので間違った決断も多々あるでしょう。
間違った決断とは悪い結果になってしまった決断のことです。
そして出た結果に対して責任を負うのももちろんあなたです。
いい結果の場合は記憶に残らないものです。
たまたまいい結果が出たっていうことが多いからでしょうね。
しかし、悪い結果は心に残ります。
そしてそれが経験となって、同じような場面で役に立つわけです。
この経験こそが実力になっていきます。
独立記念日
どの段階で起業したっていうんでしょう。
税務署に開業届を出した日。
お店を開店した日。
初出店した日。
初めて受注を受けた日。
正しくは開業届を出した日なんでしょうが、どれを自分の独立記念日にしてもいいですよね。不安と希望の中で一歩踏み出したと実感した日でしょう。
そこからは一事業主です!
同僚がいないので誰にも言い訳はできません。
上司がいないので誰も注意してくれません。
全て自分で決めて動くだけです。
事業を発展させて目標に近づくためにやれることを全てやりましょう。
ぐずぐずしちゃダメですよ。
掃除でも値札付けでも何でもいいから動く癖をつけてください。
動きながらでも頭を使えますから、自分で決めた営業時間内は動き続けてみてください。
動いている人にはお客様もアイデアも寄ってくるものです。
騙されたと思って独立記念日から一週間動き続けてください。
それだけで動く癖がつきますから。
法人設立について
起業は法人設立を伴うと考える人が多いです。
最初から上場を視野にした法人の立ち上げではそういう認識ですが、特別な人脈や家系、大資本のバックアップがある、ほんの一部の起業のことです。
僕も含めて地元のわずかな人脈とわずかな資金で事業を始めるケースがほとんどです。
法人化は全く必要ありません。
個人事業主から法人化する時(法人成りといいます)は、目安として毎月の自分の収入が100万円を超えると法人の方が節税になるので、その時点で考えてみてみましょう。
また、一般の消費者向けの事業ではなく、企業や公共事業などが取引先の場合は、法人の方が信用度が高いので手掛ける事業によっては、もっと早いタイミングで法人成りした方が得策の場合もあるでしょう。
起業してまもない人に会う時に、最初から法人にしている人が結構います。
理由を聞くと「起業したから」という返答もあります。
個人事業では赤字なんてあり得ませんが、法人だと当たり前にあります。
赤字を出した時の対外的に失う信用など、経営大作戦で詳しく説明します。
安易に「何となく」で法人設立の起業はやめておきましょう。
ネットの稼げるサービス
近年ネットを中心に、手数料収入を得られるサービスやメルカリやオークションを利用して収入を得られるサービスが溢れています。
これも収入を上げているので立派な事業かも知れませんが、僕の認識ではお小遣い稼ぎか副業だと思っています。(完全に偏見です)
先行者利益
もう少し本格的だと、ちょっと前ならアフィリエイトや今ならショート動画での収入、Tシャツなどのデザインを寄稿して販売額に応じて収入を上げられるサービスなど。
お小遣い稼ぎで参加できるサービスは、挙げればキリがありません。
どんなサービスも突き抜けた人気を得ると、生活も出来ますし贅沢もできるくらい稼げます。
YouTuberが一番わかりやすいかも知れません。
やり方はyoutubeを検索したらたくさん出てきます。
今すぐ誰でも参加できますので、興味があれば実際に収入を得る体験をしてみるのも貴重な経験です。
ネット上のサービスはいち早く参加する事が肝です。
毎週のように新しいサービスが立ち上がります。
先行者利益が圧倒的に高い世界です。
クオリティーを高める
これからは会社の看板よりも個人のスキルが求められます。
ネット上でも同じで、どんなサービスに参加してもお客様に情報がわかりやすく、より深く提供している質の高いサービスが人気を集めます。
例えばオークションでも写真が多かったり、商品の状態をより細かく見やすく記載している。それだけでユーザーに安心感を与えられます。当然質の高いところは利用者も多く、利用者の声や評価も高いのでより人気になっていきます。
YouTubeにしても、利用者が見たいジャンルの中で映像のクオリティーだったり専門性の高さ、数分の中でしっかり起承転結が出来ていて見応えのある作品を発信している人に集まっていきます。登録者が増えればYouTubeのアルゴリズムでオススメにも出やすくなり、より露出が増えて加速度的に人気になります。
興味本位で参加しても少しでも質にこだわる癖をつけてみてはどうでしょう。
本格的に事業を手がける時に必ず役に立つと思います。
ネットを使って起業したいのであれば、サービスに依存する形ではなくクラウドワークスのような仕事の仲介サービスを利用するのは賛成です。
ネット上でお客様を開拓するわけですが、まさにスキル勝負です。お客様の要望にもしっかり応えなければいけないのでいい経験が積めると思います。スキルを積んで実力がつけば、並行してリアルな社会でも顧客開拓して、事業としてしっかり伸ばしていけます。
デザイン系でもライターでも、まだプロと自覚できない頃には安い単価でたくさん仕事の経験を積みましょう。試行錯誤して質が高まったら、晴れて高単価で仕事を請け負いましょう。
質の高さか先行者が残る
人気のサービスになると、参加者が一気に増えていきます。
資金が必要なくリスクもないので、学生や主婦も趣味やゲーム感覚で参加します。
早い段階で始めて顧客がついている参加者か、質の高いサービスを提供できる人が生き残って行くでしょう。後発組であったり個性を出せなければ、かかる手間を考えると旨味はどんどん薄れていきます。
ユーザーももっと使い勝手のいいサービスが登場したら、利用するプラットフォームを乗り換えます。一時的に生活できるくらい稼げても、半年もしたら全然稼げなくなるなんてことは当たり前にありますので、好奇心で始めるのでしたら、あくまでもお小遣い稼ぎ程度に捉えた方がいいと思います。
運営次第
いつ始めていつ止めても、ほとんどリスクはありません。責任もほとんどないでしょう。
リスクはプラットフォームの判断で、急に追い出される可能性はあったり、
サービス自体が不調でなくなること、ルールの突然変更、手数料の値上げなど、利用するプラットフォームの都合で収入も存続も左右されます。
あくまでプラットフォーム内のサービスを利用した収入ですからね。
こうした側面からも趣味に近いお小遣い稼ぎだと思っています。